フィールドライフ社が製造・販売している「バロッコ(Balocco)」は、数多くの軽キャンパーファンに人気の車種です。
新車販売は「納車待ち」が続き生産が追い付かない状況であると、フィールドライフ公式サイトでも感謝の声として掲載されています。
そこで今回は、バロッコを中古車市場での入手方法・相場についてご紹介いたします。
さらに、中古のバロッコを選ぶ上でのポイントについてもお話いたします。
目次
人気軽キャンパー「バロッコ」の中古相場
新車では納車待ちの状態となるほど、軽キャンパーとして人気車種であるバロッコ。
はたして中古車市場では購入できるのでしょうか?
バロッコの中古物件をインターネット上で調べた結果…なんと1台のみ!
2020年4月現在、バロッコの中古物件を実際にインターネット検索で探してみたところ、ヒットしたのはわずか「1台」のみ…。

人気のバロッコ中古車情報はわずか1台のみ…
新車でも納車待ちが発生している人気の軽キャンパーなので、製造会社側でも生産が追い付いていないのが実情のようです。
中古市場に出回ったタイミングが「購入のチャンス」か
よって中古車でもバロッコを入手するには、市場に物件が出回るよう「待つ」しかありません。
中古物件が出回ったタイミングを逃さず、取り扱い店にお問い合わせをするよう心掛けると良いでしょう。
さて新車だけでなく、中古車でも物件が出回らないほどの人気があるバロッコ。
理想の中古バロッコを手に入れるには、どのようなポイントに注目すれば良いのでしょうか。
バロッコの中古相場は新車価格のおよそ7割程度
理想のバロッコを中古で手に入れるためには、まず「車両価格」を気にする必要があるでしょう。
現在中古車市場で出回っているバロッコの車両価格は、200万円台前半。
物件数が少なく、人気も高い車種ですので、新車状態での価格よりあまり値が下がらないのが現状です。
参考までに、フィールドライフで販売されているバロッコの新車価格をご紹介しましょう。
グレード | 価格 |
---|---|
グレード「スタンダード」 (5速MT仕様、2WDもしくは4WD) |
322万円~336万円 |
グレード「スタンダード」 (4速AT仕様、2WDもしくは4WD) |
331万円~345万円 |
グレード「エクストラ」 (5速MT仕様、2WDもしくは4WD) |
331万円~345万円 |
グレード「スタンダード」 (4速AT仕様、2WDもしくは4WD) |
340万円~354万円 |
したがって、バロッコの中古相場は「新車価格の7割程度」の値段にて取引されていると見受けられます。
そのほか過去に出回っていた物件を見ても、高値で取引されているようでした。
中古のバロッコを検討する場合には、注意深く物件をチェックする必要がありそうです。
さて次は、バロッコの中古を購入する際の注意点をいくつかご紹介いたします。
バロッコの中古車を購入する際の注意点
バロッコの中古を購入する際、筆者の考える注意ポイントを3点挙げてみます。
以下、ご紹介いたしますので参考にしてください。
- 「走行距離」
- 「年式」
- 「装備」
1. 走行距離
注意すべきポイントの1つ目は「走行距離」です。
バロッコのような人気を博している車種では、走行距離が大幅に進んでいる車両でも中古車市場に出回る場合があります。
安く販売されているケースが多いですが、値段を意識して購入すると後の維持で費用がかかってしまう可能性があります。
走行距離が進んでいる中古物件は「故障」するリスクがあると、頭に入れておかなければなりません。
ただし以下の2点に当てはまる人は多少、走行距離が進んでいてもトラブルに見舞われにくいです。
- 購入後に故障修理を依頼できる整備工場が知り合いにいる人
- 自分で修理や手入れができる人
もし、どうしてもお目当ての中古バロッコが「年式が低い」「走行距離が多い」場合、以下のポイントも同時に対応してもらうようにしてください。
- タイヤやバッテリーの消耗品を交換しておく
- 修理費用をあらかじめ確保しておく
2. 年式
注意すべきポイントの2つ目は「年式」です。
バロッコは2012年に初代、2015年に全面改良で2代目が登場しました。
実はバロッコ、初代と2代目でベース車両が異なります。
モデル | ベース車両 |
---|---|
初代バロッコ | ダイハツ「ハイゼットトラック」2代目 |
2代目バロッコ | ダイハツ「ハイゼットトラック」3代目 |
年式によってベース車両が異なるので、中古物件を確認する際にはぜひチェックすると良いでしょう。
3. 装備
先ほど紹介したように、バロッコは初代と2代目でベース車両が異なります。
よって、基本の装備内容で異なる面があるので注意が必要です。
以下、2代目バロッコのグレード「スタンダード」で標準装備されている内容をご紹介いたします。(=初代バロッコのグレード「スタンダード」では装備されていない)
- 「スマートアシストⅢt」(衝突回避支援ブレーキ)が装備
- 「エマージェンシーストップシグナル」を採用
- 「ヒルホールドシステム(4速AT仕様のみ)」を採用
出典1:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/index.htm
出典2:https://www.fieldlife.co.jp/new_cars/balocco.htm#price
出典3:https://www.fieldlife.co.jp/new_cars/new_balocco/price.htm
2代目バロッコには昨今話題となっている「衝突回避支援ブレーキ」が搭載されています。
ベース車両の「ハイゼットトラック」同様、安全面での強化が図られているのです。
もし中古物件が出回ったならば、装備は必ずチェックすると良いでしょう。
さてここまでは、中古バロッコを購入する際の注意点をご紹介してきました。
次はバロッコとはどのような軽キャンパーであるか、改めてその魅力をご紹介いたします。
バロッコとはどんな軽キャンパー?その魅力とは
さて改めてですが、人気軽キャンパーバロッコの魅力について迫ってみたいと思います。
- 軽キャンピングカーで「本格的なモーターホーム」をコンセプトに開発
- 「断熱パネルボディ」「二重窓」「内装」「電装」すべてにこだわりを持って素材や装備を設定
- 「高断熱」「高強度」のハイドロバックパネルを採用
- 自社工場生産にこだわって製作
バロッコは、軽キャンピングカーで「本格的なモーターホーム」を目指して開発されたモデル。
室内に居るだけで、くつろぎの時間を味わえる空間を実現してるのが特徴です。
「高断熱」「高強度」のハイドロバックパネルを採用し製作しているので、夏場も快適かつ耐久性にも優れているので、長期間使用しても劣化しにくいボディです。
二重窓と断熱材による快適な空間を実現しており、一年中快適にキャンプを楽しめます。
バロッコは、すべてフィールドライフの自社工場で生産されており、素材や品質にこだわった作りとなっているので、購入後も安心して使用できます。
人気Youtuber「ケンキャン」さんの愛車もバロッコ♪
バロッコが好きな方はすでにご存じかもしれませんが、軽キャンパーを紹介する人気Youtuber「ケンキャン」さんの愛車もバロッコです。
ケンキャンさんのバロッコは、独自のカスタマイズも入っていますが、バロッコの詳細が分かりやすく紹介されています。
さらに「軽キャンパー愛」も感じる面白い動画なので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
そのほか「お出かけパラダイスとうちゃん&てんてん」さんの動画も、参考になります。
中古のバロッコを手に入れて楽しい軽キャンパーライフを
さて今回は、バロッコを中古車市場で購入する方法や相場についてご紹介してきました。
もう一度、内容を簡単におさらいしておきましょう。
- 人気車種のため中古車市場でも物件が出回りにくい
- 中古物件が出回ったタイミングが購入のチャンス
- 「走行距離」「年式」「装備」に注目して検討する
バロッコは、軽キャンパーでも人気の高い車種であるので、中古物件も新車同様手に入りにくい場合があります。
よって、中古物件が出回ったタイミングが購入のチャンスです。
新車でも納車に時間がかかると考えれば、中古車で手に入るのなら狙うべきでしょう。
ぜひこのページを参考にして、バロッコで楽しい軽キャンパー生活を手に入れてみてはいかがでしょうか。
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